フリーランスエンジニアと会社員で異なる保険

会社員からフリーランスに転身すると、さまざまな部分に変化が現れます。その中でも注意してほしいポイントの一つとして、保険が挙げられるでしょう。会社員からフリーランス、すなわち個人事業主になると、保険の種類が変わってくるため気をつけなければなりません。

会社員の場合、企業もしくは業界の健康保険に加入しているはずです。保険料については、企業と折半で負担します。しかし、フリーランスエンジニアになると国民健康保険に切り替えなくてはなりません。国民健康保険は自分が住む市区町村で手続きを行い、月々決められた保険料を全額支払う義務が生じます。保険料は、前年の所得をベースに個別に設定されるのが特徴です。

会社員からフリーランスになった場合、初年度の国民健康保険料は前年の会社員の所得をベースにして算出されます。もし会社員としてそれなりに高い所得を得ていた場合、保険料もそれなりの高額になる可能性があることを心掛けておきましょう。フリーランスエンジニアの初年度の保険料が高額になれば、家計への負担も大きくなる恐れがある点についても考慮しておく必要があります。

一方で、フリーランスエンジニアになっても、前職の会社員時代に加入していた保険に入り続けることが可能です。これを任意継続保険制度と呼びます。退職日までに2カ月以上継続して保険に入っている人が対象で、最長2年間の任意継続が可能です。ただし、これまでは企業と折半だった保険料は全額自己負担なので、その気持ちでいるなら注意しましょう。